自動運行装置の初の国際基準成立を発表 国交省
掲載:2020年07月15日
サイバー速報
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国土交通省は6月25日、前日に開催された国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第181回会合において、初めて自動運行装置(レベル3)、サイバーセキュリティ及びソフトウェアアップデートの国際基準が成立したことを発表しました。
自動運転装置の国際基準の主な要件としては、「少なくとも注意深く有能な運転者と同等以上のレベルの事故回避性能」など複数の要件が挙げられており、サイバーセキュリティ及びソフトウェアアップデートの国際基準の主な要件としては、「サイバーセキュリティ及びソフトウェアアップデートに関する適切な組織体制の確保及び車両の対策」が挙げられています。
国内ではこの国際基準の成立に先行し、4月1日からこれと同等の内容の自動運転装置等の基準を施行しています。