日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は6月23日、国内情報セキュリティ市場の2020年度調査報告書を公開しました。情報セキュリティのツールやサービスなどを提供する会社を対象に調査し、696社の売上高などを分析しています。
報告書によると、情報セキュリティ市場規模は2019年度が前年度比2.5%増の1兆1,201億円(売上実績推定値)、2020年度が同3.5%増の1兆1599憶円(売上高見込推定値)、2021年度が同4.6%増の1兆2,127億円(売上高予測値)となりました。
2019年度の内訳は、ハード・ソフトなどのプロダクト(ツール)売上高が前年度比2.8%増の6,592億円、役務提供やノウハウ知的事業活動(サービス)売上高が同2.2%増の4,609億円でした。売上高に占める比率は、ツール59%に対してサービスは41%となりました。
報告書はJNSAのウェブサイトからPDF形式でダウンロードが可能です。