2022年版の「情報セキュリティ白書」を発行 IPA

掲載:2022年07月21日

サイバー速報

         
目次

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は7月15日、2022年版の「情報セキュリティ白書」を発行しました。書籍版での販売のほか、公式サイトでは同白書をPDF形式にして無料公開しています。閲覧には会員登録やアンケート回答などが必要です。書籍版は税込み2,200円。

同白書はIPAが2008年から毎年発行しているもので、国内外のサイバー攻撃の傾向および手口と対策、情報セキュリティに関する政策の動向などと、その年の象徴的な脅威やトピックが紹介されています。2022年版では、サプライチェーンリスクを顕在化させたランサムウェア、被害が相次いでいるビジネスメール詐欺、活動が再開したエモテットなどのばらまき型メール攻撃などが事例とともに解説されています。

象徴的なトピックとしては、▽内部不正防止対策の動向▽個人情報保護法改正▽クラウドの情報セキュリティ▽中小企業に向けた情報セキュリティ支援策▽米国の政策(重要インフラに対する脅威動向、情報発信の規制と課題など)▽欧州の政策(サイバーセキュリティおよびセキュリティガバナンスに関する政策、GDPRの運用状況など)――が取り上げられています。巻末には付録資料として、2021年のコンピュータウイルス届出状況やコンピュータ不正アクセス届出状況、ソフトウェアなどの脆弱性関連情報に関する届出状況などが収録されています。

小冊子プレゼント

リスクマネジメントにかかわる小冊子PDFを無料でダウンロードいただけます。

情熱コンサルタント宣言

私たちは「本当にお客様の役に立ちたい!」という熱い心を持ったコンサルタント集団です。真の意味でお客様の礎となる支援をいたします。

当社のWebサイトでは、サイト閲覧時の利便性やサイト運用および分析のため、Cookieを使用しています。こちらで同意をして閉じるか、Cookieを無効化せずに当サイトを継続してご利用いただくことにより、当社のプライバシーポリシーに同意いただいたものとみなされます。
同意して閉じる