今やどんな企業も避けては通れないサイバーセキュリティ対策。
しかし、目に見えないものだけに難しい点も多く、担当者は様々な悩みを抱えています。
企業のサイバーセキュリティ担当者は自社のどんな点を課題と感じているのでしょうか。
当社実施のアンケート結果から探ります。
サイバーセキュリティ、課題は「人材難」-アンケートから読み解く
アンケートは2018年秋、IT担当者が集まるセミナーの当社講演会場で実施しました。下記は課題と感じる人が特に多かった項目です(複数回答)。
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<人材確保・育成:26%> 2位以下に大きく差をつけてのトップで、担当者の大きな悩みであることが伺えます。近年、サイバー攻撃の脅威が増す一方で人材難は顕在化しており、2020年にはサイバーセキュリティ人材約20万人が不足するとも言われています。採用から育成までを見据えた対策が求められます。 |
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<サイバー演習・訓練の実施:17%> サイバーセキュリティ対策をどれだけ万全にしていても被害に遭う可能性はゼロではありません。このため、被害に遭うことを前提とした演習・訓練が必要となりますが、シナリオ設計や運営には一定のノウハウが求められるため、難しさを感じている人が多いと見られます。 |
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<評価・監査の実施:17%> 社内でサイバーセキュリティ対策を行っていても、局所的な対応だったりセキュリティレベルに統一感がなかったりということはよくあります。こうした事態を避けるためにも評価・監査は重要ですが、その実施には課題を感じる人が多いようです。 |
全体の順位は以下のグラフの通りでした。
