【速報】システム障害事例やその再発防止策などのガイドブックを公開 IPA

掲載:2016年03月29日

サイバー速報

         
目次
IPA/SECが公開情報を元に独自に集計した結果、国内で発生したシステム障害の件数は、2009年では月平均1.3件でしたが、2014年には月平均3.0件となっており、2009年の約2.3倍まで増加しています。また、データ損失やシステムダウンなどのシステム障害により生じた過去1年間の損失額は、国内企業1社あたり約2億1,900万円、国内全体で約4兆9,600億円(EMCジャパン調べ)とされており、システム障害による経済損失やその影響は大きく、システム障害の未然防止は企業にとって喫緊の課題であるといえます。

こうした背景を踏まえ、今回、IPA/SECが新たに公開した2編のガイドブックは、自社内で発生したシステム障害事例や再発防止策などを自らで「教訓」として“作成”し、それらを企業間や業界内でも共有・活用可能とするためのガイドブックです。本ガイドブックを通じて、企業間・業界全体でシステム障害を未然に防止するための情報共有体制や枠組み構築の促進を目的としています。 
 
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