IPAは調査結果報告の中で、パソコン・スマートデバイス利用者の情報セキュリティ脅威・倫理に対する問題意識が4年前から経年で悪化していると指摘しています。中でも今回は(1)悪意ある投稿者の自戒・自省感、(2)SNSに性的な写真や動画を投稿する事に対する問題意識、(3)推測されにくいパスワードの使用率、の3項目での悪化が顕著であるとしています。
加えて20代のパソコン利用者は「正確な内容にする」(29.5%)、「人の感情を害さない内容にする」(33.2%)、「人に非難されない内容にする」(24.8%)、「責任が持てる内容にする」(25.8%)、「他人や企業に迷惑をかけない内容にする」(27.9%)と5項目で全体平均よりも10%以上低い数字となりました。