金融庁は8月10日、「仮想通貨交換業者等の検査・モニタリング中間とりまとめ」を公表しました。
金融庁では仮想通貨交換業者に登録制度を設け、業務改善命令や立ち入り検査を実施しています。今回の公表資料では、検査・モニタリングで把握された実態として、仮想通貨交換業者の会社規模(総資産)が前事業年度比で平均553%拡大と急速に拡大していること、少ない役職員で多額の利用者財産を管理していることなどを挙げました。また、主にみなし業者において、ビジネス拡大に内部管理態勢の整備が追いついていないことを指摘しています。