独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は1月10日、量子コンピューティング技術を活用する人材の育成事業「未踏ターゲット事業」について、2020年度の公募を開始しました。
IPAでは、次世代ITを活用する先進分野IT人材の発掘・育成を目的とした「未踏ターゲット事業」を2018年度から実施しています。2020年度のターゲット分野は昨年度に引き続き「量子コンピューティング技術を活用したソフトウェア開発」であり、「アニーリングマシン向けソフトウェア開発」「ゲート式量子コンピューター向けソフトウェア開発」「上記2区分のいずれかを決めかねる開発」の3区分で応募を受け付けています。
本プロジェクトでは国内で利用可能なほぼ全ての開発環境が提供される予定で、採択者は複数の開発環境の中から利用環境を選び、無償で利用することができます。
応募にあたっては事前に応募のエントリー(事前申請)が必要であり、応募のエントリー(事前申請)受付期間は2020年2月28日9時まで、公募の受付期間は2020年2月28日12時(正午)までとなっています。応募要件や応募方法など詳細を記載した公募要領はIPAのウェブサイトからダウンロードすることができます。