警視庁サイバーセキュリティ対策本部とLINE、メルカリ、中央大学は12月18日、サイバーセキュリティ人材育成に関する教育・研究活動の交流と連携や協力の推進のために、「サイバーセキュリティ人材の育成に関する産官学連携についての協定」を締結しました。
昨今のサイバーセキュリティの重要性を鑑み、今後必要とされる人的資源、知的資源の育成に向け、産・官・学の各立場から相互協力を推進し、サイバーセキュリティ人材の育成と社会発展に寄与していくことを目指します。
警視庁はサイバーセキュリティの知識、技能を有した人材の育成を急務とし、中央大学ではAI技術や通信技術、データサイエンスを扱うリテラシーを持った人材の育成に学校をあげて取り組んでいます。
また、LINEは青少年の情報リテラシーや情報モラルの向上、コミュニケーショントラブルを防止することなどを目的としたネットリテラシー啓発活動に注力しており、メルカリもインターネットを通じた個人間取引におけるネットリテラシー教育用の動画教材を含むプログラムの開発に取り組み、実際に学校で総合学習や家庭科等の副教材として活用され始めています。
四者はそれぞれの強みや知見を持ち寄ることで、人材育成に対する相乗効果が期待できるとしています。