セキュリティ人材のスキル可視化施策についてレポート JNSA
掲載:2019年12月10日
サイバー速報
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日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は、10月30日、「セキュリティ業務を担う人材のスキル可視化施策の考察~プラス・セキュリティ人材の可視化に向けて~ 第1版」を公開しました。
同書は、2018年度に公開した「セキュリティ業務を担う人材のスキル可視化ガイドライン(ベータ版)」の内容にもとづいて、各種指標の実効性を検証する目的で約300名のトライアルを実施し、その結果や参加者の意見などを反映したものです。セキュリティ業務に携わる人材の地位向上を目的としており、セキュリティ人材のスキル認定制度構築を念頭に、セキュリティ人材の尺度を統一させ、信頼度や実力値が判定できる基準について策定し、活用の可能性について考察しています。
具体的には、各種スキル指標、評価範囲、判断基準の修正など可視化の精度向上が図られているほか、コンピテンシー診断の相関分析、セキュリティに関連したサンプルプロファイルの策定追加、利用展開アイデアなど、幅広い内容が盛り込まれたレポートとなっています。