内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は4月20日、サイバーセキュリティの基礎知識を紹介して安全なネット利用を啓蒙する「インターネットの安全・安心ハンドブック」の最新版「Ver 4.10」を公開しました。
同ハンドブックはサイバーセキュリティの普及啓発活動の一環として発行しているもので、今回はインターネットを安全に使う方法を教える第3章(「パスワード・Wi-Fi・ウェブ・メールのセキュリティを理解して、インターネットを安全に使おう」)を充実させました。
具体的には、現時点で推奨できる多要素認証要素や多要素認証を破る「中間者攻撃」について詳しく解説しています。その他には、新たにコラム「情報の取り扱いは国によって異なる。要らぬトラブルに巻き込まれないように」などを追記しています。
NISCのホームページや「Kindleストア」などの電子書籍販売サイトを通じて無料公開しており、改変しないことを条件に、自組織の資料と合本しての配布なども可能です。