【速報】2021年情報セキュリティ十大トレンドを公表 JASA

掲載:2021年02月12日

サイバー速報

         
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特定非営利活動法人日本セキュリティ監査協会(JASA)は1月6日、「情報セキュリティ監査人が選ぶ2021年の情報セキュリティ十大トレンド」を公表しました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために導入が加速した在宅勤務にまつわるトレンドが数多く選ばれました。

「情報セキュリティ十大トレンド」は、JASAの公認情報セキュリティ監査人資格認定を受けた情報セキュリティ監査人約1800人を対象にアンケート調査を実施して選定されました。

1位には、昨年5位だった「テレワークニーズに追いつかないセキュリティ対策」が選ばれました。昨年1位だった「史上最悪の天災やパンデミックなどに対応できるIT-BCPへ」は2位へ、昨年2位だった「止まらない、安全なクラウドサービスへ広がる要求」は3位へとそれぞれランクを落としました。

全体を通して、コロナ禍における急激な働き方の変化をニューノーマルとしてどう対応するか、という点に注目が集まった結果となりました。企業側が従業員に対策の実行を丸投げにしていないかを問う「在宅勤務のセキュリティ対策に求められる説明責任」(6位)や、「在宅勤務者を踏み台にして組織を狙うフィッシング詐欺の横行」(8位)、セキュリティ対策の監査行為自体も従来と違った対応が必要だとする「ニューノーマルに対応した新たな情報セキュリティ監査」(10位)などが、昨年の圏外からそれぞれランクインしました。

JASAでは、これらのトレンドを踏まえた監査計画の検討を推奨しています。

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