【速報】「共同利用型オフィス等で備えたいセキュリティ対策について」第2版を公開 日本テレワーク協会・SIOTP協議会
掲載:2021年03月30日
サイバー速報
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一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会(SIOTP協議会)と一般社団法人日本テレワーク協会は3月17日、共同で作成した「共同利用型オフィス等で備えたいセキュリティ対策について」第2版を公開しました。共同利用型オフィスを運営する自治体や企業、団体とこれら施設の利用者が読者対象です。
同文書は、コワーキングスペースやレンタルオフィスなどにおけるサイバーセキュリティの課題と対策について取りまとめられ、トピックスごとに「脅威」と最低限必要な「基本対策」、状況に応じて必要となる「応用対策」を解説しています。具体的には、管理体制(セキュリティポリシー・トレーニング等)や入退室管理・利用者情報、ネットワーク機器およびネットワーク接続機器などを取り上げています。また、参考資料としてチェックシートが付属しています。
なお、この対策は総務省の令和3年度予算「情報通信利用促進支援事業費補助金(地域サテライトオフィス整備推進事業)」において、提案事業のセキュリティに関する要件となっています。同協議会は今後、適切な共同利用型オフィスをテレワーク実施者が選定できるように、同文書を基にした「認証プログラム」を作成する予定としています。
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