【速報】「サイバーセキュリティ経営チェック可視化ツール」のウェブ版V1.0版を公開 IPA

掲載:2021年09月16日

サイバー速報

         
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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は8月17日、サイバーセキュリティの実施状況について自己診断するツール「サイバーセキュリティ経営チェック可視化ツール」(ウェブ版V1.0版)を公開しました。2020年3月に公表していた同β版(エクセル版)を改良し、過去の診断結果や各業種の平均値との比較ができるようにしました。

サイバーセキュリティ経営チェック可視化ツールは、企業が「サイバーセキュリティ経営ガイドラインVer2.0」に即したサイバーセキュリティ対策を実施できているか定量的に把握するために開発されました。主に従業員が300人超の企業を対象としています。

チェックリストにある質問に回答すると、実践状況の結果がレーダーチャート形式で表示されます。設問は2部構成で、第1部はサイバーセキュリティ経営について問う内容で全39問、5段階で示された成熟度モデルを選択して回答します。第2部は事業内容について問う内容で、全8問です。

可視化ツールは、IPAが運営する情報セキュリティ対策支援サイトの診断サービスの一つとして提供されています。診断サービスはこのほかに、中小企業向けに入門編として「5分でできる!情報セキュリティ自社診断」や基本編として「情報セキュリティ対策ベンチマーク」などが用意されています。

なおIPAは9月7日、比較シートに計算式の誤りがあったとして、修正版を公開しました。比較シートは、診断結果をグループ企業間で比較するためのオフラインツールです。

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