警視庁は今年の防災の日、2011年9月1日(木)午前9時00分から約10分間、震災警備総合訓練として大地震の発生を想定した交通規制を実施します。(信号周期により数分の時間差がありますのでご注意願います。)
今回は、予め指定された東京都内100箇所の幹線道路が車両通行禁止となり日本史上最大規模の交通規制になります。
今回の大規模訓練の目的
このたびの訓練の目的は、大規模震災を想定したデータ収集です。首都圏で震度6弱以上の大地震発生時に敷く幹線道路への交通規制において、緊急車両等の走行が速やかに行われるか等を検証します。
先日(2011年3月11日)の東日本大震災は震度が5弱であったため、電車等の交通機関が運行を一時停止しましたが、幹線道路の交通規制は敷かれませんでした。
車両通行禁止となる区間、交差点など
当日は以下のような大規模な規制が一斉に行われますので、道路をご利用の方は十分に注意が必要です。また、規制が解かれた後もしばらくは混雑が予想されます。
- 環状7号線の20交差点 おいて、都心方向への車両通行禁止
- 国道16号の4交差点 において、都心方向への車両通行禁止
- 国道16号から東側の都県境12交差点において、車両通行禁止
- 上記以外の幹線道路の61か所(区間)において車両通行禁止
自転車も交通規制の対象となるため、降りて自転車を押して歩道上を通行してください。
規制箇所の地図や交差点名、道路名、交差する道路名、交通規制が始まる場所と終わる場所などの詳細が出ていますので、詳しくは警視庁ホームページをご確認ください。