大阪府摂津市がメンバー全員が女性の防災会議の専門委員会を立ち上げました。NPO法人理事や保健師ら11人の委員はすべて女性。東日本大震災で被災した岩手県釜石市の女性2人も参加して、災害時の避難所の運営方法などを女性目線で考え、男性視点になりがちな防災のあり方を見直します。
東日本大震災では、摂津市も被災地支援として職員を派遣。避難所では間仕切りがなく着替えにくい状況や、生理用品などが必要でも言い出しにくい雰囲気の体験から、摂津市は専門委員会を設立しました。
委員会が年内にまとめる報告書は摂津市の地域防災計画にも反映される予定。