重要インフラ13分野 過去最大規模のIT障害対応の演習を実施
内閣サイバーセキュリティセンターは、重要インフラ全体のIT障害対応能力の維持・向上を目的に分野横断的演習を実施しました。この演習の特徴は以下の通りです。
- 最新のIT障害事例を踏まえたシナリオ。
- 重要インフラ13分野の事業者等が一堂に会して相互に連携し情報共有・対処。
- 本演習は今回で10回目を数え、過去最大規模。
13分野は、情報通信、金融、航空、鉄道、電力、ガス、政府・行政サービス、医療、水道、物流、化学、クレジット、石油となり、関係機関を加え約270組織950名程度が参加しました。
演習は2部構成としており、第1部では、各分野においてサービスへの影響が小さいIT障害が発生したことを想定し、分野間・官民間での連携を図ることによる情報共有体制の実効性を検証しました。第2部では、サービスへ影響が生じるIT障害が発生し、事業継続が脅かされる事態を想定し、事業継続計画の発動方法や、その手順を確認するなど、事態への対処を検証しました。