金融庁は10月3日、第6回「仮想通貨交換業等に関する研究会」を開催しました。仮想通貨業界の現状を踏まえ、顕在化している喫緊の課題について議論を交わしました。
同研究会は学識経験者や業界団体関係者らで構成され、金融庁が事務局を務めています。今回の会合では、仮想通貨利用の多様性を踏まえた金融規制の検討、問題がある仮想通貨の取り扱い、仮想通貨の流出リスクおよび交換業者の倒産リスクなどが議題に挙がりました。また、議論に先立ち、仮想通貨交換所「Zaif」における仮想通貨外部流出事件について、金融庁が事件概要と金融庁の対応について説明を行いました。