警察庁は9月26日、広報資料「令和元年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」を公表しました。
サイバー攻撃とサイバー犯罪の2019年上半期(2019年1~6月)の現状を取りまとめています。
同資料によると、インターネットとの接続点に設置したセンサーが検知したアクセス件数は、1日1IPアドレス当たり3,530.8件と前年同期(2,223.6件)と比べて1,300件以上も増加しました。マイクロソフトの「ウィンドウズ」の遠隔操作に使用される「リモートデスクトップサービス」を標的としたアクセスが急増しました。
また、サイバー犯罪の検挙件数は4,243件で前年同期と同水準でした。