「MaaS関連データの連携に関するガイドラインver.1.0」を公表 国交省
掲載:2020年04月20日
サイバー速報
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国土交通省はMaaS(Mobility as a Service)に関するデータ連携について、国として初めてガイドラインを策定し、「MaaS関連データの連携に関するガイドラインver.1.0」を3月19日に公表しました。MaaSに関連するデータの連携が円滑に行われることを目的としています。
MaaSは地域住民や旅行者に対し、複数の公共交通や移動サービスを組み合わせたルートをスマートフォンなどでのアプリを通じて示し、検索・予約・決済などを一括で行うサービスです。従来は各地域のMaaSがそれぞれの取り決めに基づいてデータ連携していましたが、国交省は共通の指針が必要と判断し、2019年9月に「MaaS関連データ検討会」を設置、議論を進めてきました。
この度公表されたガイドラインにより、事業者は連携するデータ項目やその形式などについて、留意すべき事項の共通認識を持ちやすくなるとし、国交省はデータ連携の進展やMaaSの全国的な広がりを期待しています。
ガイドラインは、同省のウェブサイトからPDF形式でダウンロードすることができます。