【速報】機微情報の取扱基準を示す「TLP」の日本語版ガイダンスを公開 JPCERT/CC

掲載:2020年09月02日

サイバー速報

         
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JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月18日、「TRAFFIC LIGHT PROTOCOL(TLP) FIRST Standards Definitions and Usage Guidance - Version 1.0」の日本語版を公開しました。

世界各地から190以上のチームが参加しているFIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)は、世界中の CSIRTの協力関係の構築を目的として設立されたフォーラムであり、インシデント対応の標準化を進めています。その一環として、FIRST加盟組織は特定のテーマについて議論するSIG(Special Interest Groups) を立ち上げており、この中のTLP(Traffic Light Protocol) SIGでは、機密情報を確実に適切な組織または人に共有するために使われる一連の標示であるTLPの定義を決定する役割を担っています。

「TRAFFIC LIGHT PROTOCOL(TLP) FIRST Standards Definitions and Usage Guidance」は、TLPに関する定義、利用方法、注意事項を明記した文書で、情報の発信者および受信者が情報共有の際に留意すべき点がまとめられています。

本ガイドラインの日本語版は、JPCERT/CCが翻訳を行い、NTT-CERTおよびPanasonic PSIRTによるレビュー協力を経てFIRSTのWebサイトで公開されており、JPCERT/CCのウェブサイトからも閲覧、ダウンロードが可能です。

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