JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は、2019年10月1日から12月31日までの四半期におけるコンピュータセキュリティインシデントの報告についてまとめた「インシデント報告対応レポート」を1月21日に公開しました。
本レポートによると、同四半期にJPCERT/CCに寄せられた報告件数は5,189 件であり、このうちJPCERT/CCが国内外の関連するサイトとの調整を行った件数は3,525 件でした。
報告されたインシデントのカテゴリ別の割合は「フィッシングサイト」が68.7%、「スキャン」が13.8%を占め、「webサイト改ざん」が5.4%、「マルウェアサイト」が3.8%、「標的型攻撃」が0.1%と続いています。
また、本レポートでは同四半期に対応したインシデント事例として、マルウエア Emotet の感染被害への対応を挙げています。