一般社団法人キャッシュレス推進協議会は9月18日、「コード決済における不正な銀行口座紐づけの防止対策に関するガイドライン」を策定し公表しました。コード決済事業者側で行う対策について定めています。
コード決済サービスには、銀行口座を紐づけ、口座残高を用いてチャージを行ったり、決済金額が直接口座から差し引かれたりするサービスがあります。ただ、対策を講じないと他人の口座が不正に紐づけされ、名義人の残高が不正利用されてしまうリスクがあります。
同ガイドラインでは、銀行口座の不正紐づけのリスクを正確に把握し、複数の防止策を組み合わせて実施することが重要であるとして、アカウント作成時や銀行口座紐づけ時、チャージ時、決済時等において取るべき対策を示しています。
同協議会は今後、紐づけられる金融機関側が行う不正利用対策についても検討を進めるとしています。