【速報】サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム(SC3)発足 経産省

掲載:2020年11月09日

サイバー速報

         
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経済産業省は、産業界が一体となってサプライチェーン全体でのサイバーセキュリティ対策を推進させるための新組織「サプライチェーン・サイバーセキュリティ・コンソーシアム(Supply Chain Cybersecurity Consortium: SC3)」が11月1日付で設立され、19日に設立総会をオンライン開催するとこのほど発表しました。

同組織は、大企業と中小企業がともにサイバーセキュリティ対策を推進することを目的とし、サイバーセキュリティ体制の構築が十分でない中小企業の動機付けも行うとしています。経済産業省はオブザーバーとして参加します。

11月1日現在、経団連や電気事業連合会、電子情報技術産業協会、全国地方銀行協会、全国商工会連合会、日本自動車工業会など多数の団体が参加しており、会員数は一般企業とあわせて130以上にのぼります。

近年、情報セキュリティ対策が強固とはいえない中小企業を対象にサイバー攻撃やそれに起因する大企業等への被害が顕在化しました。

経産省では今年6月に報告書「昨今の産業を巡るサイバーセキュリティに係る状況の認識と、今後の取組の方向性」を公表、産業界自らの取り組みを進めるための新組織の設立について検討を依頼し、今般の設立につながりました。

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