【速報】「DX白書2021」を発刊、従来の「IT人材白書」および「AI白書」を統合 IPA

掲載:2021年11月02日

サイバー速報

         
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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は10月11日、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の現状や課題などを包括的に解説する「DX白書2021」を発刊しました。IPAは2009年から「IT人材白書」を、2017年からは「AI白書」を発刊してきましたが、今年から「DX白書」に統合しました。DX白書は、戦略・人材・技術の3要素を取り込んだ内容となっています。

白書では、IPAが実施したアンケート調査を基に日米の企業におけるDX動向を解説しています。調査は2021年7~8月に実施され、アンケートの回収数は日本企業が534社、米国企業が369件でした。

DXへの取り組みに関する設問では、全社戦略に基づいて「全社的」および「一部の部門」において取り組んでいるとした割合は日本企業が45.3%、米国企業では71.6%でした。事業戦略上の変革を担う人材に関する設問では、「不足している」と回答した割合が日本企業は76%、米国企業は43.1%でした。AI技術の活用状況について、「導入している」と回答した割合は、日本企業が20.5%、米国企業では44.2%となり、戦略・人材・技術の各観点において、日米で大きな差があることが明らかになりました。

白書は「総論」「DX戦略の策定と推進」「デジタル時代の人材」「DXを支える手法と技術」の4部と付録(「AI技術」「制度政策動向」)で構成されています。要点を20ページにまとめた「エグゼクティブサマリー」も同日公開され、それぞれIPAのホームページからPDF形式でダウンロードできます。

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