KPMGビジネスアシュアランス株式会社が「事業継続マネジメント(BCM)サーベイ2008」の調査結果を発表しました。
「事業継続マネジメント(BCM)サーベイ2008」の調査結果
KPMGビジネスアシュアランスは2002年から2年に1度、同調査をおこなっており、今回が4回目になります。
今回の調査の主なポイントは以下になります:
- BCP策定済み企業が15%から39%へ増加。策定中まで含めると78%。
- 事業中断を経験した企業が13%から18%へ増加。
- BCP策定理由第1位は「株主や顧客、取引先からの要求がある」
ただし、現在米国でおこなった同内容の調査では、BCP策定済み、策定中の企業は96%に達しており、日本企業の取組はまだ狭い範囲にとどまっていると言わざるをえません。また、今回の調査対象は5,004社でしたが、有効回答数はわずか6%の293社にとどまっています。(米国では872社が回答)