本年7月のフランスのニース、トルコのイスタンブール、バングラディッシュでのダッカ襲撃等を受け、外務省は「国際テロ情報収集ユニット」を体制強化しました。
2015年12月に政府は官邸をトップに、下記組織に情報収集や国際テロ対策の強化を推進する機関が設けられています。
- 外務省:国際テロ情報収集ユニット
- 内閣:国際テロ情報収集・集約幹事会
- 内閣官房:国際テロ情報集約室
政府は安倍晋三首相の指示のもと、関係省庁間での検討を行い、9月2日に外務省ユニット員と在外公館の担当人員を40名から80名に倍増することが閣議決定しました。政府は今後より一層情報収集・分析を強化していく方針です。収集・集約された国際テロ情報は,官邸・政策部門や関係省庁に迅速に提供され,情勢判断や政策決定に活用されています。