総務省はこのたび、「Wi-Fi利用者向け簡易マニュアル」と「Wi-Fi提供者向けセキュリティ対策の手引き」を公開しました。
利用者向けには、Wi-Fiの概要、危険事例の紹介とともにセキュリティ対策のポイントについて解説しており、最新の暗号化である「WPA3」や「Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open」が紹介されています。
提供者向けでは、「公衆Wi-Fi」提供者だけでなく、店舗など施設の利用者限定で提供している場合も本手引きの対象になると明示しており、利用者の端末同士の通信禁止や偽アクセスポイント対策に加え、Wi-Fi機器の適切な運用や業務用ネットワークとの分離、利用者情報の確認・認証などをセキュリティ対策として推奨しています。
ガイドラインは総務省のウェブサイトからダウンロードが可能です。