総務省のAIネットワーク社会推進会議は7月21日、AIネットワーク化をめぐる多様な課題について検討結果を取りまとめた「報告書 2020~『安心・安全で信頼性のある AIの社会実装』に向けて」を公表しました。
同推進会議では2019年に公表した「報告書2019」の「AI利活用ガイドラインの策定の考え方、今後の展開」及び「今後の課題」を基に、様々なステークホルダと意見交換を行ってきました。意見交換の結果を踏まえてAIに関して意欲的な取り組みを行っている組織へ以下4つの論点でヒアリングを実施し、その結果を整理、取りまとめています。
- (1)開発者及びAIサービスプロバイダーについて
- (2)ビジネス利用者について
- (3)消費者的利用者について
- (4)安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装のための環境整備
また、AIの社会実装が進展した社会像の将来を分析し提示することで具体的なイメージの共有を試みています。さらに、経済協力開発機構 (OECD)、欧州連合(EU)、米国等における取組等の動向についてヒアリングを実施し、必要な情報について取りまとめています。
本報告書は、総務省のウェブサイトからPDF形式でダウンロードが可能です。