独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は9月3日、「情報セキュリティ白書2020」を発行しました。
情報セキュリティに関する国内外の政策や脅威の動向、インシデントの発生状況、被害実態のほか、旬のトピックとして「クラウドの情報セキュリティ(インシデント、被害の実態、課題とその対応など)」と「次代を担う青少年を取り巻くネット環境(SNSを介した犯罪、不確かな情報、eスポーツとオンラインゲームなど)」を取り上げています。
また、2008年から毎年発行されている同白書の初めての試みとして、Rober E.Coleカリフォルニア大学バークレー校名誉教授と伏見信也三菱電機株式会社シニアアドバイザーによる特別寄稿「セキュリティマネジメントの日米企業比較~組織論の観点から~」を掲載しています。
白書は「情報セキュリティインシデント・脆弱性の現状と対策」「情報セキュリティを支える基盤の動向」「個別テーマ」という3章と付録の資料・ツールで構成されています。