内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は2月24日、改訂した「インターネットの安全・安心ハンドブック」(Ver.5.00)を公開しました。同ハンドブックはサイバーセキュリティの普及啓発活動の一環として作成されたもので、サイバーセキュリティの基礎からサイバー攻撃の手口、スマホ・パソコン・IoT機器の設定など、体系的にサイバーセキュリティ対策について解説しています。
「インターネットの安全・安心ハンドブック」(Ver.5.00)はサイバー空間の最新動向やそれに伴って求められる留意点などを踏まえて改訂されました。同書は全7章の構成で、サイバーセキュリティに関する手引きやガイダンス、用語集なども付録に掲載されています。
主に個人を読者対象にして章立てされていますが、最終章では中小組織向けにサイバーセキュリティ対策を強化する重要性を説いています。具体的には、セキュリティ対策に投資すべき理由や安全なテレワークに向けた社内ルールの策定、サイバー攻撃の脅威、個人情報保護法や著作権法などについて留意点を取りまとめています。