リスク管理Navi
リスク管理Naviは、リスクマネジメント(Risk Management)に関しての情報サイトです。
現在の日本において、国際競争力が低下し続けている状況を打破するべく、各組織の競争力を高めるためのDXの推進や、ビッグデータの活用が声高に叫ばれ続けています。しかしながら、企業にとって攻めであるDXの推進には注目が集まる一方、守りであるセキュリティの対応や、基盤となるITガバナンスの確保が追いつかず、思うようにDXが進展していない実情があります。
そのような状況に加え、SNSの普及等からレピュテーションリスクも高まっており、サイバー攻撃を受けた結果、経営層が謝罪・辞任に追い込まれた例も少なくありません。
近年のサイバーセキュリティにおいては、サイバー攻撃の高度化により、攻撃を防ぎきることは難しいといわれています。そのため、防御の実施は大前提としつつ「インシデントが発生した際にいかに素早く対応し、被害を最小限に食い止めるか」という、事案が発生する前の未然対処および発生した後の事案対処の両面の対応が求められています。
それらの対処には現場の対応だけでなく、意思決定や外部公表など、経営層も含めた全社的な対応が求められています。経営層のインシデント対応が評価され、株価等への影響がほぼ出ないケースもあれば、対応が後手後手に回った結果、大きく風評被害を受けてしまったケースもあり、その場合は以降の事業活動に大きな影響を与えることは間違いありません。
本研修は「初級」「中級」「上級」の3段階にレベルが分かれており、経営層が必要とするサイバーセキュリティに関する知識を体系的に学ぶことができます。
本上級研修では、インシデントハンドリングに関する知識やスキルを習得することを目的としています。
インシデントハンドリングとは、サイバー攻撃などのセキュリティインシデントが発生した場合に、迅速かつ正確に対応することを指します。
本研修に参加することで、簡易サイバー演習を取り入れた実践的なトレーニングや、成功・失敗事例の紹介などを通じて、経営層がインシデントハンドリングに関する理解を深め、適切な判断ができるようになります。
本サービスは、以下のような経営層におすすめします。
時間割 | テーマ/内容 |
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5分 | イントロダクション |
30分 | サイバー攻撃の最新動向③ |
30分 | 経営陣によるサイバー対応の成功事例・失敗事例 |
40分 | 簡易サイバー演習による意思決定判断 |
15分 | まとめ&質疑応答 |
※最新動向①②は「経営層向けサイバーセキュリティ対応能力向上研修(初級)」および「経営層向けサイバーセキュリティ対応能力向上研修(中級)」にてご提供しています
※内容は変更されることがあります
※適宜休憩を挟みます
オーストラリア留学後、日本でのプログラマー、SE経験を経て2004年に渡英。グループ会社である英国法人Newton ITにてSE部門、コールセンター部門、セキュリティコンサルティング部門、営業部門のマネージャを歴任。欧州を舞台にITガバナンス、情報セキュリティ、BCPの策定をはじめ、その高いスキルを活かして数多くのシステムインテグレーション、ペネトレーションテスト等のプロジェクトをこなす。
2010年より現職。以降、数多くの民間企業の支援をする傍ら、事業部長として官公庁との革新的なプロジェクト実績を積み重ね、近年は金融機関を中心に支援。そのお客様の本質を理解し、ゴールまで遵進するスタイルは多くのお客様から評価されている。
前職ではITシステムのテクニカルサポートを経験し、特に金融顧客のミッションクリティカルシステムのサポート責任者として安定稼働を実現し、顧客業務に大きく貢献。最前線で顧客との折衝を行う中で、より業務に近いところで支援をしたいと考え、コンサルタントに転身。状況に合わせた柔軟な対応や、相手に伝わる提案力に定評がある。世のリスクマネジメントを支える周囲に刺激を受け、充実した日々を送っている。
料金 | 応相談 |
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その他 | 資料はすべて弊社が準備します。筆記用具をご持参ください。 対面、オンライン、ハイブリッドいずれもご対応が可能です。実施形式はお気軽にご相談ください。 |
金融庁と財務局合同、共通の意識確認を促すサイバーセキュリティ研修
新設した情報資産管理チームメンバーの基礎知識習得
リーダーのリスクマネジメントに関する意識啓発・啓蒙・知識習得
組織のリスクマネジメント力を向上させる、管理職向けの集中講義
テロを対象とした危機管理の手法の習得(座学・訓練)
リスクマネジメント室のメンバー入れ替えにともない、理解の差の解消