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新型コロナ感染拡大下の災害ボランティアセンターの設置・運営について考え方を公表 全社協

掲載:2020年06月17日

リスクマネジメント速報

         
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社会福祉法人全国社会福祉協議会の全国ボランティア・市民活動振興センターは6月1日、「新型コロナウイルス感染拡大下における災害ボランティアセンターの設置・運営等について~全社協VCの考え方~」を公表しました。

本文書では、ボランティア活動は市民の自主的、自発的な活動であり、このことは感染拡大が懸念される状況下においても十分に尊重しなければならないとしながらも、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止の観点から、行政の判断により行動制限が行われることもやむを得ないとしています。

その上で、「災害ボランティアセンター(災害VC)設置・運営」、「ボランティアの募集・受け入れの基本的考え方」、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に配慮した災害ボランティアセンターの運営」の3つの観点で考え方が整理されており、新型コロナウイルスの影響下における災害VCの設置は被災者ニーズに基づき行政と協議して判断すること、感染症の拡大懸念がある状況ではボランティアの募集範囲は顔の見える範囲から市区町村域を基本とすることなどが挙げられています。

本文書について、内閣府は6月8日、各都道府県に情報提供を行い、都道府県および管下の市区町村で本文書の趣旨を踏まえ、災害ボランティアに係る関係主体の連携体制の構築・強化、情報共有の推進等に取り組むよう求めています。

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