千葉市は、災害発生時、言葉の壁などで災害弱者になりえる外国人向けに、防災ガイドブックを冊子と動画で公開しました。本文は英語、中国語、韓国語、普通の日本語よりも簡単な「やさしい日本語」(弘前大学言語学研究室の考案による)の4言語で表記。災害の種類とともに避難の方法、避難場所についての説明、日頃から心がけることや、110番や119番、災害用伝言ダイヤル(171番)といった緊急時に必要な連絡先が記載されています。
冊子は1万部を印刷し、市役所や各区役所のほか、市内の各大学、日本語学校、日本語教室、入国管理局など外国人が多く利用する施設で配布します。防災に関する各国語の動画はインターネットで公開されています。