国土交通省は、首都直下地震の発生から48時間以内に、都心とつながるルートを東西南北の8方向で確保する「道路啓開(けいかい)計画」を公表しました。放置車両や、がれきの撤去などを早く進めるため、方向ごとにルートの対象となる高速道路、国道、都道などを列挙。被災が少ない路線や区間を交互に組み合わせ、各方向で最低1ルートは確保します。この計画を「八方向作戦」と名付けて一般にも広く周知をはかっていきます。
がれきの下敷きになった人の生存率が大幅に下がる「72時間」を意識し、ルート確保の目標は48時間以内に最低1ルートを確保することを目標としました。