国土交通省は7月2日、災害時などの鉄道の「計画運休」のあり方について、最終取りまとめを公表しました。国交省では、2018年9月に鉄道各社が台風第21号・第24号に備えて行った計画運休を踏まえて「鉄道の計画運休に関する検討会議」を開催し、今後の計画運休のあり方を議論していました。
最終取りまとめには(1)利用者等への情報提供の内容・タイミング・方法、(2)計画運休の際の振替輸送のあり方、(3)地方自治体への情報提供の仕方等、(4)情報提供タイムラインの作成、などを盛り込みました。(4)のタイムライン作成については、(1)~(3)を踏まえた上で、国交省が作成するモデルケースを参考に、鉄道各社があらかじめタイムラインを作成するとしています。