政府の中央防災会議は、甚大な被害をもたらした令和元年台風第19号等を教訓として激甚化・頻発化する豪雨災害への避難対策を強化するため、防災対策実行会議の下にワーキンググループを設置しました。
今回のワーキンググループは「災害リスクととるべき行動の理解促進」や「高齢者等の避難の実効性の確保」、「わかりやすい防災情報の提供(避難勧告・避難指示のあり方)」等を主な論点とするものです。
12月18日に開かれた会合には防災の専門家や自治体の関係者等が出席し、住民は居住地域の災害リスクととるべき行動を理解していたか、高齢者等の避難を支援する地域の仕組みは十分だったか等、課題の洗い出しが行われました。
ワーキンググループは今後も引き続き検討を進め、来年3月末をめどに改善策をとりまとめることにしています。