総務省の「サイバーセキュリティタスクフォース」は1月28日、「我が国のサイバーセキュリティ強化に向け速やかに取り組むべき事項 [緊急提言]」を公表しました。
総務省では、2017年1月より「サイバーセキュリティタスクフォース」を開催し、サイバーセキュリティの確保に必要な方策について検討してきました。今回の提言は、同タスクフォースにおける議論を踏まえ、本年7月より開催される2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて早急に取り組むべき事項を取りまとめたものです。
本提言では具体的な施策として、「IoT機器のセキュリティ対策の拡充」、「地方公共団体向け実践的サイバー防御演習(CYDER)の繰り上げ実施等」、「サイバーセキュリティに関する情報共有体制の強化」、「公衆無線 LANのセキュリティ対策」、「制度的枠組みの改善」について、背景と課題、とるべき対策を提示しています。