一般社団法人日本CTO協会は2019年12月11日、国内企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する際に活用できる基準「DX Criteria」を無償公開しました。
「DX Criteria」はソフトウェア開発の共有プラットフォーム「GitHub」上で公開されており、各企業はこれを活用することで、自己診断による現状把握を行い、指針を立てたりベンチマークする企業との違いを数値で把握したりすることができます。
「DX Criteria」は「チーム」「システム」「データ駆動」「デザイン思考」「コーポレート」の5つのテーマについて、合計320個の評価項目が用意されています。日本CTO協会は、これらの項目は全て高得点を得ることが望ましいのではなく、各社の経営戦略を鑑み、議論や施策の指標となることを目指すものであるとしています。
なお、日本CTO協会は、今回の「DX Criteria」はあくまでも第一弾であり、今後もバージョンアップを続けていくとしています。