国土交通省は、空港における顔認証技術を活用した「One IDサービス」の導入に向けて顔画像等の個人データの取り扱いに関するガイドブックをとりまとめ、3月13日に公表しました。

「One IDサービス」は、空港における旅客手続きの円滑化を図るため、成田空港と羽田空港において導入準備が進められているものです。国際線の出発手続きでの本人確認の際、顔認証による個人識別技術を活用することで、搭乗券やパスポートの提示が不要となります。

本サービスの導入にあたり、事業者は個人データの取り扱いを厳格に管理する必要があることから、国土交通省航空局では昨年10月に「One ID導入に向けた個人データの取扱検討会」を設置し、議論を進めてきました。

この度公表されたガイドブックは、事業者が本サービスを導入するにあたり、個人データの取り扱いにおいて配慮すべき事項をとりまとめたものです。

ガイドブックは、国土交通省のウェブサイトからPDF形式でダウンロードすることができます。