【速報】「データ消去技術ガイドブック第2版(暫定版)」を公開 ADEC

掲載:2020年10月08日

サイバー速報

         
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データ適正消去実行証明協議会(ADEC)の消去技術認証基準委員会は「データ消去技術ガイドブック第2版(暫定版)」をこのほど公開しました。

廃棄やリユース目的で販売された記憶媒体からのデータ流出は、悪用された事実によって初めて漏えいに気付くケースが多く、データセンターやクラウドサービスの提供事業者によるデータ消去についても、論理的な消去のみで、物理ドライブの消去に対する規定がこれまで存在しませんでした。
同ガイドブックでは、データの特性および利用範囲に適した消去方法を選択するための情報整理とデータ消去実施者および環境を特定・記録し、消去されたことを第三者機関によって認証することが重要であるとし、その模範となるべき項目をまとめています。

同協議会は今後、電子記憶媒体の進化に合わせ、必要に応じた改訂を行うとしています。

ADECは2018年2月にCSAJ(一般社団法人コンピュータソフトウェア協会)によって設立され、データの適正な消去のあり方について技術的な基準を策定するとともに、これに基づいてデータの適正消去が実行されたことを証明するための第三者的な証明制度の普及・啓発を図っています。

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