ISOマネジメントシステム改善サービス
ISOマネジメントシステム改善サービスとは
皆様の組織では、良かれと思って導入したQMS、ISMS、EMS、BCMS等のISOマネジメントシステムが、いつの間にか「形骸化」し、現場にとって「重荷」になり、「審査のためだけのもの」になっていませんか。つまり、ISOの仕組みが経営や現場から乖離して、組織に役立たないものになっていませんか。このようなことに悩まれている経営者やISO事務局、現場の方は、案外多いものです。
ISOマネジメントシステム改善サービスとは、このような悩みを持たれている皆さまに対して、経営と現場の両方の視点から、「ISOマネジメントシステムの目的は何か」、「ISOマネジメントシステムがうまく運用できていない根本課題は何か」、「何をどのようにすれば、効果的・効率的に運用できるか」の見極めを行い、ISOマネジメントシステムの改善・改革を推進するサービスです。
皆様の組織は「ISO病」に罹っていませんか
当社では、ISOマネジメントシステムが経営や現場から乖離して組織に役立たないものになっている状況は、「ISO病」という少々厄介な病に罹っているのではないかと考えています。
「ISO病」の症状は、先ほども述べたように、ISOマネジメントシステムが「形骸化」し、「重荷」になり、「審査のためだけのもの」になってしまっている状態です。
「ISO病」は、次のようなことを原因として発症してしまいます。
- 審査結果の「不適合」を悪だと考えている
- 現場は、「何のためのマネジメントシステムか」を一言で答えられない
- 「内部監査は大変だ」と思っている
- 何でも「規格がそう言っているから」と誤解している
このような原因を除去して、ISOマネジメントシステムを、真に経営と現場に役立つための仕組みに変えていき、「ISO病」から回復していくことで、皆様の組織は次のようなメリットを享受することができるはずです。
統合マネジメントシステム(IMS)のメリット
- 1. 経営とISOの一体化
- 別々の動きになっている組織経営とISOマネジメントシステムを、一つのマネジメントシステムとして運用し、目的・目標の達成に向けた活動を一元的に管理・実行できるようになります。
- 2. 現場PDCAとISOの連携強化
- 日常的に改善活動をしている現場のPDCAサイクルを、ISO規格が示すDoの中で活動と位置付けて運用することで、現場の方々にもISOマネジメントシステムの意義をご理解いただき、現場とISOのつながりを強めることができます。
- 3. ISO運用負荷と審査コストの削減
- 監査や文書管理など運用上の重複した負荷を削減できることに加え、統合審査を導入することにより審査費用のコストを削減することができます。
- 4. 新規格や改定への効果的・効率的な対応
- 定期的に改定されるISO規格への対応や、組織の状況によって新しいISO規格への対応が必要になった際に、一体化したマネジメントシステムになっていることで、無駄な作業をせずに効果的・効率的に対応することができるようになります。