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子育て支援に積極的な企業を認定する「くるみんマーク」制度に「トライくるみん」など追加、男性の育休取得や不妊治療との両立支援を促進 厚労省

掲載:2022年04月28日

リスクマネジメント速報

         
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子育て支援に積極的な企業を認定する「くるみんマーク」制度が4月1日、次世代育成支援対策推進法施行規則の改正を受け、変更されました。新制度では新たに「トライくるみん」と、不妊治療と仕事との両立支援に取り組む企業を「プラス」として認定します。新制度は4月1日から適用されていますが、2年間の経過措置期間が設けられています。

「くるみんマーク」はこれまで、「くるみん」と認定要件がより厳しい「プラチナくるみん」の2種類でしたが、4月1日からは「トライくるみん」を追加し、3種類になりました。これは「くるみん」および「プラチナくるみん」の認定要件が引き上げられたことに伴うもので、従来水準のものは「トライくるみん」として認定を受けることになります。

新基準では、男性の育児休業等の取得率などが従来よりも高く設定されました。例えば「くるみん」に認定されるためには、取得率が7%から10%以上に引き上げられました。

不妊治療と仕事を両立しやすい職場環境の整備に取り組む企業についても「くるみんマーク」制度で認定するようになりました。子育て支援の認定基準を満たした上で、不妊治療のための休暇制度を設けるなど不妊治療との両立支援に取り組むことが要件となります。認定は「くるみんマーク」ごとに「プラチナくるみんプラス」、「くるみんプラス」、「トライくるみんプラス」となります。

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