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マスク不要な場面を広く周知へ、「会話なければマスク不要」新型コロナ対策の基本的対処方針の変更を踏まえリーフレット作成 厚労省・文科省

掲載:2022年06月09日

リスクマネジメント速報

         
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政府は5月23日、新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針を変更し、屋内や屋外でマスク着用が不要となる場面を記載しました。これを踏まえ、厚生労働省や文部科学省は5月25日、マスク着用が不要となる具体的な生活の場面について明記したリーフレットを作成し公開しました。

変更後の基本的対処方針においては、屋内では他者と距離を確保して会話をほとんど行わない場合、屋外では他者と距離を確保できる場合と、他者と距離がとれない場合であっても会話をほとんど行わない場合は、マスクの着用は必要ないと示されました。特に、屋外では夏場の熱中症予防の観点から「マスクを外すことを推奨する」と明記されました。

厚生労働省が作成したリーフレットでは、屋内でマスクが不要となる場面の事例として、2m以上の距離をとった上で行う、芸術鑑賞や図書館での読書を挙げています。屋外の事例では、2m以上の距離を確保して行う会話や、会話をほとんどしない散歩やランニングなどと、徒歩や自転車での通勤および人と道ですれ違う場面をマスク不要な場面として例示しています。

文部科学省が厚生労働省と共同で作成したリーフレットでは、屋内外を問わず体育の授業や運動部の活動、登下校時などにおいてはマスク不要と明記されました。教育委員会などにはリーフレットと合わせて、そうした場面で十分な距離を確保したり、会話を控えたりするよう指導する旨を通知しました。

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