東京都は11月1日、企業のハラスメント防止対策を推進するため、特設サイト「TOKYOノーハラ企業支援ナビ」を開設しました。東京都では12月と来年1月を「ハラスメント防止対策集中取組期間」として新たに位置づけ、同サイトを通じてパワーハラスメントをはじめとするハラスメントの防止措置を講じることを企業に促しています。

東京都は企業がハラスメント防止対策を進める機運を高めていけるよう「ハラスメント防止対策推進事業」を新たに開始。特設サイト「TOKYOノーハラ企業支援ナビ」を通して職場におけるハラスメント防止対策への理解を促進しています。

具体的には、ハラスメント防止対策について解説する記事や動画、企業の事例紹介、東京都の支援策などをサイトに掲載。動画は合計12本を順次公開する予定です。また、どのような行為がハラスメントに該当するのかをパワハラ、就ハラ（就活セクハラや就活終われハラスメント）、セクハラ、リモハラなど８つのハラスメント別に整理し、チェックシートとして示しました。

「ハラスメント防止対策集中取組期間」のうち、12月を「パワーハラスメント防止対策集中取組期間」、2023年1月を「就活ハラスメント防止対策集中取組期間」と設定。期間中にそれぞれオンラインセミナーを開催します（12月13日と2023年1月18日）。視聴は無料、事前申込制で300人の聴講者を募集しています。