国交省、和歌山県、大阪府などは11月8日、南海トラフ巨大地震による津波を想定し、参加機関156機関・約5,000人の人員が参加した総合訓練を実施しました。
訓練では、マグニチュード9.1、最大震度7の地震が発生し、紀伊半島や大阪平野における津波、密集市街地やコンビナートにおける火災、油流出などを想定。市民、学校関係者、港湾事業者による避難訓練及び災害ボランティアセンターの設置運営訓練、被災地域全体に対する広域実働訓練、各防災関係機関との連携など総合的な実践訓練を行いました。
本訓練は、2004年スマトラ島沖地震に伴うインド洋津波災害を契機とし、大規模津波被害を軽減するために国交省が全国各地で毎年実施しているものです。