東京都は、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催を見据え、地震や風水害の自然災害に対して、都民・地域、企業、行政があらかじめ備えるべき防災の取組を示す「東京の防災プラン」を策定しました。
区部・多摩地域や島しょ地域における地震と都内各地における風水害による災害を想定し、4つのポイントをもとに2020年までの工程が示されています。その4つのポイントとは、①災害発生により起こりうる事態をシナリオで時系列に描写、②シナリオから導き出される事態と現在の到達点を記載、③将来像及び重点的に実施すべき取組の方向性を明示、④自助・共助・公助それぞれが備えるべき具体的取組を策定とされています。
策定に当たっては昨年9月にパブリックコメントを実施し、具体的な防災の取組について取りまとめたものとなっています。