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インシデント (Incident)

掲載:2012年03月03日

用語集

インシデントとは、一般的には「(偶発的な)事件」や「(思いがけない)出来事」という意味を指します。

BCP/BCMにおけるインシデントとは

事業継続計画(BCP)や事業継続マネジメント(BCM)において「インシデント」とは、 「事業の中断が起こってしまった事態、事業を支える重要な業務の中断が起こってしまった事態」を指します。 また、この際、事業や業務の中断が起こらなかったとしても、中断を引き起こしそうになった未遂の事態も含まれます。

例えば、以下のような事態がBCP/BCMにおいての「インシデント」と呼ぶことができます。
  • オフィスフロアが全焼し、管理業務を続けることができなくなった
  • 突発的な停電の発生により製造ラインが停止し、生産が中断した
  • 新型インフルエンザが蔓延し、全社員が出社できず事業が完全にストップした
ちなみに、「インシデント」と似た意味を持つ言葉で「脅威」という用語がありますが、「脅威」は「インシデント」を引き起こす(潜在的な)原因を指します。たとえば、先の例でいくと「火災」、「停電」や「新型インフルエンザ」が「脅威」にあたります。
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