【速報】暗号鍵管理システム設計指針 (基本編)を公表 NICT・IPA

掲載:2020年07月21日

サイバー速報

         
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国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は7月7日、共同で運営する「暗号技術活用委員会」の2019年度の活動成果として「暗号鍵管理システム設計指針 (基本編)」第1版を公表しました。

同指針は、あらゆる分野・領域の暗号鍵管理システムを対象に、設計時に考慮すべきトピックスおよび設計書等に明示的に記載する要求事項を取りまとめたガイドラインであり、暗号鍵管理を安全に行うための構築・運用・役割・責任等に関する対応方針として考慮すべき事項を網羅的に提供しています。

大きくは2つの内容で構成されており、1つは暗号鍵管理の必要性を認識してもらうことを目的にした「暗号鍵管理の在り方(暗号鍵管理の位置づけと検討すべき枠組み)」です。

もう1つは米国国立標準技術研究所(NIST)が公開した暗号鍵管理関連の文書「NIST SP800-130『A Framework for Designing Cryptographic Key Management Systems』」の解説書・利用手引書として活用できるように取りまとめた「暗号鍵管理についての技術的内容」です。

同指針は、IPAやCRYPTRECのウェブサイトからPDF形式でダウンロードが可能です。

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