【速報】AIネットワーク社会推進会議が「報告書2021」を公表 総務省

掲載:2021年08月19日

サイバー速報

         
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総務省のAIネットワーク社会推進会議は8月4日、「報告書2021」を取りまとめ、公表しました。国内外におけるAIネットワークの動向や新型コロナウイルス感染症への対応におけるAI利活用、「安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装」を推進する取り組みについて説明しています。

「報告書2021」は3章構成で全103ページです。第1章は国内外の動向と国際的な議論の動向、国際シンポジウム「AIネットワーク社会フォーラム」について取り上げています。例えば国際標準化に関する動向として、ISO/IECが2020年5月にAIシステムの信頼性を概観する「ISO/IEC TR24028」を、2021年5月にはAIアプリケーションの代表的なユースケース集として「ISO/IEC TR24030」を発行したことなどを紹介しています。

第2章は「新型コロナウイルス感染症とAI利活用」と題して、AI利活用の展望や国際比較、今後の取り組みを紹介しています。密状態や接触を回避して集団感染を防ぐ目的で、店舗運営の「省人化・無人化」といった施策などを具体例として挙げています。

第3章は「『安心・安全で信頼性のあるAIの社会実装』の推進の取り組み」と題して、AIの開発および利活用している事業者を対象に実施したヒアリングの内容やそれを踏まえたこれからの取り組みなどを紹介しています。

本報告書は、総務省のウェブサイトからPDF形式でダウンロードが可能です。

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